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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:1,050円(税込)
整理番号:カ-1-3
刊行日: 1998/08/10
ページ数:320

この本の内容

「はかなし」という王朝的情緒が、中世において「無常」に移行し、道元の無常の形而上学にいたる経過を、犀利な観察と豊かな情感をもって詳細にたどり、日本人の無常感の変遷過程を初めて体系化する。著者の到達点を示す卓異の論考。
 

この本の目次

はかなし(序
「はかなし」という言葉
かげろふの日記
紫式部日記 ほか)
無常(さまざまな発心―法然の特殊性
浄土と穢土―恵心・法然・親鸞
死と詩―一遍の称名 ほか)
無常の形而上学―道元

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定価:1,470円(税込)
整理番号:イ-8-2
刊行日: 1998/08/10
ページ数:464

この本の内容

ある時は慷慨の志をのぞかせながら、自由に超現実に遊び、自在に雅に往き俗に還る。飄にして鋭く、逸にして勁く、高踏韜晦とされながらも、戦後日本文学に聳立し続けた石川淳。その昭和25〜27年に綴られた会心のエッセイ集。
 

この本の目次

夷斎筆談(面貌について
娯楽について
沈黙について
恋愛について ほか)
夷斎俚言(ジイドむかしばなし
乱世雑談
芝居ぎらい
論争ばやり ほか)


定価:1,575円(税込)
整理番号:カ-11-2
刊行日: 1998/08/10
ページ数:528

この本の内容

今にいたるまで、芭蕉がわれわれの心を抗いがたい力で惹きつけてやまないのはなぜか。「芭蕉の作品は…ぎりぎりのところに、常に深い静かさを湛えている。…そこから流れ出すものの始まりの静かさ…過去のすぐれた人々の心の歴史が、その中に流れそそぎ、そこで大きく湛えられ、そして、それがまた次に生れてくる人々の心の歴史に流れこんでゆく」。芭蕉はなぜ、そのような句を発想するにいたったのか。その、発想を促したものを探求し、全句を評釈した、俳人加藤楸邨のライフワーク、芭蕉研究の名著。中巻は、貞享五年から元禄三年までを収録。
 

この本の目次

貞享年代(承前)
元禄年代(元禄二年
元禄三年)


定価:1,575円(税込)
整理番号:フ-13-2
刊行日: 1998/07/09
ページ数:592

この本の内容

ポリス間の争いと、にもかかわらず保ちえたギリシア国民統一の根拠を説き、ギリシア人の神々と祭祀の姿に迫る。
 

この本の目次

第2章 国家と国民(国家形態の客観的考察
ギリシア国民の統一性)
第3章 宗教と祭祀(転身
ギリシア人とその神々)


定価:1,575円(税込)
整理番号:カ-11-1
刊行日: 1998/07/09
ページ数:544

この本の内容

今にいたるまで、芭蕉がわれわれの心を抗いがたい力で惹きつけてやまないのはなぜか。「芭蕉の作品は…ぎりぎりのところに、常に深い静かさを湛えている。…そこから流れ出すものの始まりの静かさ…過去のすぐれた人々の心の歴史が、その中に流れそそぎ、そこで大きく湛えられ、そして、それがまた次に生れてくる人々の心の歴史に流れこんでゆく」。芭蕉はなぜ、そのような句を発想するにいたったのか。その、発想を促したものを探求し、全句を評釈した、俳人加藤楸邨のライフワーク、芭蕉研究の名著。上巻は、最初期から貞享四年までを収録。
 

この本の目次

寛文年代
延宝年代
天和年代
貞享年代


定価:998円(税込)
整理番号:ヤ-10-2
刊行日: 1998/07/09

この本の内容

いたずらに痴呆からの脱却や延命を求めることではなく、老人の尊厳を見つめ続けようとした「魂学」の稀有な臨床記録。
 

この本の目次

第1章 老いと死の自己実現
第2章 老人のファンタジー世界―無意識的身体心像
第3章 老人のイメージ世界―抑うつ性心気症老人の箱庭療法と短歌
第4章 老人のリリック世界―ある躁うつ病者と俳句
第5章 老人のリグレット世界―外来での俳句・短歌療法の一例
第6章 初老の夢世界―あるうつ病者の夢分析


ちくま学芸文庫
定価:1,680円(税込)
整理番号:ハ-10-3
刊行日: 1998/07/09
ページ数:656

この本の内容

人間の運命を司る「五行志」、当時の世界地理を記録した「地理志」、水路事業の「溝洫志」、学術文化の「芸文志」など、「志」後半を収録。
 

この本の目次

五行志第七上
五行志第七中之上
五行志第七中之下
五行志第七下之上
五行志第七下之下
地理志第八上
地理志第八下
溝洫志第九
芸文志第十


ちくま学芸文庫
定価:1,680円(税込)
整理番号:フ-13-1
刊行日: 1998/06/10

この本の内容

現代のさまざまな国家形態、政治思想、さらに哲学、弁論、文学・芸術の諸ジャンルにおける精神活動は、原形をほとんど古代ギリシアに見いだすことができるだろう。この天才的な民族の創造物にあらゆる面から深い考察を加え、文化史家としての力をすべて結集することで、ブルクハルトの『ギリシア文化史』は成立した。その史観の類を見ぬ深刻さ、厳しく率直な人間観、深い洞察力と広い視野により、古今の史家の試みをはるかに凌駕して、この畢生の大著は歴史の真実に肉薄する。第1巻は、ギリシア人とその神話、ポリスとそこで展開された僭主制や民主制を語る。
 

この本の目次

序論
第1章 ギリシア人とその神話
第2章 国家と国民(ポリス
ポリスとその歴史的発展)


ちくま学芸文庫
定価:1,155円(税込) 
整理番号:キ-6-1
刊行日: 1998/06/10

この本の内容

日本語とはどんな構造をもち、どんな特色をもった言語なのか?外国語とくらべて、わかりやすいのか、わかりにくいのか?学習しやすいのか、しにくいのか?どこが便利でどこが不便なのか?童謡、歌謡曲から庶民の普通の会話、文豪の作品から古典までをテクストに、日本語とは何かをわかりやすく解説する楽しい講義。
 

この本の目次

1 日本語とはどんな言葉か
2 日本語の語彙
3 日本語の動詞
4 助詞の本質
5 日本語の表現
6 英語の表現と日本語の表現
7 話しかた・書きかた


ちくま学芸文庫
定価:1,365円(税込)
整理番号:タ-5-2
刊行日: 1998/06/10
ページ数:432

この本の内容

江戸時代を生きた人びとは、病気をどのように見つめ、それとどのようにつき合ってきたのだろうか。彼らはいかなるむごさとやさしさのなかにあったのだろうか。この時代、もっとも恵まれていた将軍の子女でさえ、大半が乳幼児期に死亡し、ひとたび疫病が猛威をふるえば大量の死者を算し埋葬さえおぼつかなくなったが、その痛苦と畏怖の彼方にはいのちの痛みをわかち合う「文化」があった。過去の痛みを追体験し、現代において病むことの意味を問い直す力作。
 

この本の目次

お松の場合
馬琴の場合
庶民の証言
外国人の証言
飢餓と疫病
異常気象とインフルエンザ
痘瘡
梅毒
結核
コレラ
食生活と病気
寄生虫病と風土病
女と子どもの病気
精神病
鉱山病
医療環境
平均寿命―どれだけ生きられたか

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