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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:1,155円(税込)
Cコード:0131
整理番号:ラ-2-1
刊行日: 1997/01/09

この本の内容

異文化間には本当の意味での理解がありえるのだろうか?1960年以降、第二次大戦の戦勝国人として日本にやってきて十年以上も暮らし続けた著者が、ある日、手にとった『菊と刀』。異国から母国をみつめる自らの体験に照らし合わせながら、詩人であり「文化の型」という概念を生み出した文化人類学者ルース・ベネディクトの思索の軌跡をたどり、アメリカ人からみた『菊と刀』の問題を浮き彫りにする。ベネディクトの日本理解を通して、異文化理解、国際連帯について考察する秀逸な日米比較文化論。
 

この本の目次

1 国境(旅について
海の向こうの日本
基地生活―オキナワ’60)
2 日本文化への墓碑銘―ルース・ベネディクト再考(出合い
死の世界の美
政治教育としての文化人類学
『菊と刀』批判)
3 内なる外国(外国―たとえばアメリカ
文化の行方)

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定価:1,020円(税込)
整理番号:ラ-1-1
刊行日: 1993/10/07

この本の内容

1848年のウィーンの革命史の実態を詳細に描くなかで、著者は「歴史なき民」こそが歴史の担い手であり、革命の主体であったという事実を掘り起こす。少数民族や賎民が生き生きと描かれた本書は、著者の自己の半生をかけて達成した成果を克服しようとする試みであり、思想史から社会史への転換点を示す記念碑的作品である。
 

この本の目次

向う岸からの世界史―ヘーゲル左派とロシア
四八年革命における歴史なき民によせて
一八四八年にとってプロレタリアートとは何か
ウィーン革命と労働者階級
もう一つの十月革命―歴史家とプロレタリアの対話として
ウィーン便り

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