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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:1,470円(税込)
整理番号:ハ-13-1
刊行日: 1999/05/10
ページ数:416

この本の内容

天使か怪物か―柔らかな喉と驚異の肺活量が生み出す「奇跡の声」で、音楽史に妖しい閃光を放って消えた去勢歌手たちの短かくも鮮烈な歴史。多くは南イタリアの寒村に生まれ、8〜10歳で危険な睾丸摘除手術を受け、厳しい修行ののち栄光の絶頂へと登りつめ、やがて孤独のうちにこの世に別れを告げた処女(?)たち。バロック黄金期の栄光と夕映えの耀いの中に影を浮かべて去っていった謎の歌手たちの姿を、西欧社会の運命を重ね合わせて描く感動と陶酔の華麗な歴史=物語。
 

この本の目次

1 去勢
2 カストラートの出自とその募集
3 カストラートの養成
4 イタリアにおける舞台
5 栄光にむかって
6 カストラートと教会
7 社会の中のカストラート
8 ヨーロッパの各地で
9 人生の夕暮れに
10 天使たちの黄昏

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ちくま学芸文庫
定価:1,680円(税込)
整理番号:ハ-10-3
刊行日: 1998/07/09
ページ数:656

この本の内容

人間の運命を司る「五行志」、当時の世界地理を記録した「地理志」、水路事業の「溝洫志」、学術文化の「芸文志」など、「志」後半を収録。
 

この本の目次

五行志第七上
五行志第七中之上
五行志第七中之下
五行志第七下之上
五行志第七下之下
地理志第八上
地理志第八下
溝洫志第九
芸文志第十


ちくま学芸文庫
定価:1,680円(税込)
整理番号:ハ-10-2
刊行日: 1998/06/10
ページ数:688

この本の内容

漢の高祖(前206)から、新の王莽(23)まで、『史記』に次ぐ第二番目の中国正史『漢書』全100巻(現行120巻)。第2巻は、諸侯王や功臣などを分類し、古経典や史伝のなかの人物を採点した「表」全巻と、法律・経済・天文などの文化史「志」前半を収録。


定価:1,575円(税込)
整理番号:ハ-10-8
刊行日: 1998/05/08
ページ数:624

水のみなぎって天にはびこるごとく、漢帝国を奪った王莽は英雄か賊臣か。その出自と家系を語り、漢帝国の崩壊を描く圧巻。

定価:1,680円(税込)
整理番号:ハ-10-7
刊行日: 1998/04/09
ページ数:672

特色ある人物を、儒林・循吏・酷吏・貨殖・游侠・佞幸の六部門に分けて活写し、合わせて、漢民族の宿敵匈奴の英雄群像を冷静な目で描く。

定価:1,575円(税込)
整理番号:ハ-10-6
刊行日: 1998/03/10

この本の内容

漢の高祖(前206)から、新の王莽まで、『史記』に次ぐ第二番目の中国正史『漢書』全100巻(現行120巻)。帝王の業績「帝紀」、系譜の「表」、文化・地理などの「志」、人々の事蹟「列伝」、その記述は、歴史における個人の役割を重視した。人々の生きざまを、その弱さ愚かさをも含めて克明に描き、人間の運命を洞察する歴史文学として底知れぬ魅力をたたえ、後世史家の範となる。「心の憂うる、涕すでに隕つ」。人間は、それぞれの運命を背負い、いかに生きるべきか。本書は、中国古代を彩る無名なるがゆえの輝きの数々。
 

この本の目次

東方朔伝第三十五
公孫劉田王楊蔡陳鄭伝第三十六
楊胡朱梅云伝第三十七
趙充国辛慶忌伝第三十九
傅常鄭甘陳段伝第四十〔ほか〕


定価:1,575円(税込)
整理番号:ハ-10-5
刊行日: 1998/02/10
ページ数:656

この本の内容

漢の高祖(前206)から、新の王莽(23)まで、『史記』に次ぐ第二番目の中国正史『漢書』全100巻(現行120巻)。帝王の業績「帝紀」、系譜の「表」、文化・地理などの「志」、人々の事蹟「列伝」、その記述は、歴史における個人の役割を重視した。人々の生きざまを、その弱さ愚かさをも含めて克明に描き、人間の運命を洞察する歴史文学として底知れぬ魅力をたたえ、後世史家の範となる。儒教を国教とした董仲舒、『史記』の作者司馬遷、シルクロードを開いた張騫など、第5巻は、今に伝わる傑出した人々が登場。
 

この本の目次

張馮汲鄭伝第二十
賈鄒枚路伝第二十一
竇田灌韓伝第二十二
景十三王伝第二十三
李広蘇建伝第二十四
衛青霍去病第二十五
董仲舒伝第二十六
司馬相如伝第二十七上
司馬相如伝第二十七下〔ほか〕


定価:1,470円(税込)
整理番号:ハ-10-4
刊行日: 1998/01/09
ページ数:608

「権勢利慾の交わり、古人これを羞ず」。人臣の生きざまを、その弱さ愚かさまで含みこみ記述する、悲劇的基調の「列伝」冒頭巻。


定価:1,365円(税込)
整理番号:ハ-10-1
刊行日: 1997/12/10
ページ数:480

前漢の高祖から平帝までの十二代、二百数十年に及ぶ正史。「文字の中に情旨ことごとく露る」と評された史書の範。初の文庫化。

定価:998円(税込)
整理番号:ハ-5-2
刊行日: 1997/09/10

この本の内容

原始芸術の萌芽は古代の祭祀の中にある。周期的に催される祭りに、人々は「集団的情緒」を共有し、そこに美を見出した。ギリシアを中心に、東西の祭式と古代美術、考古学、古代社会と宗教との関係を丹念にひもときながら、祭式から芸術への移行過程を探る。芸術の起原を解き明かした古典的名著。
 

この本の目次

第1章 芸術と祭祀
第2章 原始祭式 無言所作踊り
第3章 季節祭式 春祭り
第4章 ギリシアの春祭り
第5章 祭式より芸術への移行 ドローメノン(「行事」)とドラーマ
第6章 ギリシア彫刻 パナテーナイア彫刻帯とアポルロー・ベルヴェデーレ
第7章 祭式と芸術と人生

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