忍者ブログ
ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


定価:1,365円(税込)
整理番号:ホ-5-4
刊行日: 1999/05/10
ページ数:384

この本の内容

悪は美になりうるか。強烈な自意識に基づくボードレールのダンディズムは、徹底した反社会的立場をとり、政治・宗教・思想・芸術・風俗・恋愛にいたるまで、その虚偽とタブーを打破する。ありったけの怒りをこめた仮借なき批判と復讎のアフォリズム『火箭』『赤裸の心』、そこにはしかし、苦しみ多き人間に対する愛に満ちたモラリストの顔も浮かび上がる。あわせて65通の書簡と略年譜を収録し、伝記的側面と人柄を照射する。
 

この本の目次

アフォリズム(愛に関する慰めの箴言抄
若い文学者たちへの忠告
火箭
赤裸の心)
書簡(抄)

PR


定価:1,365円(税込)
整理番号:ホ-5-3
刊行日: 1999/04/08
ページ数:368

西洋文学史上の事件、ボードレールによるポオの発見・論評ほか、同時代の文芸批評など、詩人の創造の源泉を示す十三篇の画期的訳業。


定価:1,365円(税込)
整理番号:ホ-5-2
刊行日: 1999/03/10
ページ数:384

この本の内容

ギリシア・ローマ、そしてルネサンス以来の芸術の伝統を遮断し、近代・現代の幕を開いた重要な概念「モデルニテ」(現代性)とは何か。ボードレールによって生命を与えられた「モデルニテ」は、道徳的であると同時に野蛮であり、進歩的であると同時に反動的な様相すら帯びる。それは、たんなる美学的概念にとどまらず、強烈な同時代の主張となり、歴史的な概念ともなった。近代芸術の祖ボードレールの「モデルニテ」を理解するためのもっとも重要な論考「現代生活の画家」「ウージェーヌ・ドラクロワの作品と生涯」「1859年のサロン」他を収録。
 

この本の目次

美術批評2(1859年のサロン
現代生活の画家
画家たちと腐蝕銅版画家たち
ウージェーヌ・ドラクロワの作品と生涯)
音楽批評(リヒァルト・ヴァーグナーと『タンホイザー』のパリ公演
リヒァルト・ヴァーグナーへの書簡)


定価:1,365円(税込)
整理番号:ホ-5-1
刊行日: 1999/02/10
ページ数:416

この本の内容

『悪の華』『パリの憂鬱』の詩人はまた、傑出した美術評論家でもあった。ギリシア・ローマの美を理想として追求した新古典主義が支配的な状況において、ロマン派の巨匠ドラクロワに傾倒し、個性の美を唱えて人間精神の暗部を開放した。美術を市民の前へ、現代へと開く道を作ったのもボードレールである。本巻には「1845年のサロン」「1846年のサロン」などのいわゆるサロン批判をはじめ、八篇の批評文学を収録。
 

この本の目次

1845年のサロン(抄)
ボンヌ=ヌーヴェル百貨店の古典派美術展
1848年のサロン
笑いの本質について、および一般に造型芸術における滑稽について
フランスの諷刺画家たち数人
外国の諷刺画家たち数人
1855年の万国博覧会、美術
哲学的芸術


定価:1,260円(税込)
整理番号:ホ-4-1
刊行日: 1997/10/09

プルーストの美学の萌芽を初期の美術批評に求め、思想と文体の成長過程を辿る。『失われた時を求めて』誕生の秘密に迫る思索。

定価:882円(税込)
整理番号:ホ-3-1
刊行日: 1995/11/07

この本の内容

1945年3月、上海。革命と反革命のカオス、酸鼻をきわめる近代日中交渉の修羅場―青春の時をそこに持った著者が、十年後の中国再訪直後に執筆した本書は、「中国について日本人が、戦後に書いた、もっとも美しい本のひとつ」(大江健三郎)であり、また「苦渋のあじわいをひそめた本」(同)である。現代日本人にとって中国体験とは何か、中国を理解するとはどういうことなのかを、深く多様に問いかける希有のエッセイ集。

ブログ内検索
※人名を検索する時は姓または名のみで検索してください。
例.「宮沢賢治」→「宮沢」
関連ワード
このブログは次のような言葉と関連があります
叢書ウニベルシタス、講談社学術文庫、中公文庫、岩波文庫、ちくま文庫、みすず書房、哲学、思想、人文科学、芸術、美術、算法少女、復刊、悲劇、古本、イーブックオフ、古本市場...
ご注意
ブログ内の「ちくま学芸文庫目録」は個人が趣味で編集したものです。当ブログと株式会社筑摩書房とは一切関係がありません。
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © 『ちくま学芸文庫・絶版図書目録』 All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]