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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:1,155円(税込)
整理番号:ヨ-1-4
刊行日: 1997/07/10

この本の内容

批評の言葉はいま停滞する時代の厚い層のなかを通過している―80年代へむけて批評の現在を告知する「批評について」を序に、著者が青年期に心から没入し読みふけった太宰治、小林秀雄、横光利一、芥川龍之介、宮沢賢治についての論考を収める。ここには日本の近代におけるすぐれた資質の演じた悲劇が、生涯と作品を通して克明に読み解かれている。文庫化に際し、さらに補筆修正がなされた。
 

この本の目次

太宰治
小林秀雄
横光利一
芥川龍之介
宮沢賢治

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定価:1,223円(税込)
整理番号:ヨ-4-1
刊行日: 1994/10/06

この本の内容

貨幣は交換の手段として不可欠なだけでなく、それが流通することによって、経済生活は組織され、体系化されている。それはまた、商品として扱われることもある。心間社会の中で、貨幣はどのような位置を占めてきたのだろうか。貨幣を価値に関わる集合表象として考え、心類学や社会学の成果を援用することによってその原型を古代社会に求め、貨幣の実体と役割の根源に迫る。
 

この本の目次

第1編 経済学から
第2編 貨幣の原型
第3編 現代貨幣へ


定価:1,529円(税込)
整理番号:ヨ-1-2
刊行日: 1994/06/07
ページ数:576

この本の内容

わが国の和歌形式の詩は、いつどの時点で形づくられたのか。その発生の起源から和歌形式の成立までを、初期の歌謡という連続した相において統一的に論じる。『古事記』『日本書紀』から『万葉集』をへて『古今集』にいたる書物に収められた歌謡を詳細克明に読み解き、さらには平安期に誕生した歌論書の理論をおしすすめ解剖分析することによって枕詞論・歌体論の新しい地平を伐り拓く画期的著作。
 

この本の目次

1 歌の発生
2 歌謡の祖形
3 枕詞論
4 続枕詞論
5 歌体論
6 続歌体論
7 和歌成立論


定価:1,478円(税込)
整理番号:ヨ-3-2
刊行日: 1994/05/09

吉川幸次郎・小川環樹両碩学の編集による唐詩選。下巻は中唐 ・ 晩唐をおさめる。 韓愈 ・ 白居易 ・ 李賀・杜牧ら50人の絶唱。


定価:1,427円(税込)
整理番号:ヨ-3-1
刊行日: 1994/05/09

 中国文学の白眉である唐詩原文(詩)に訓読・現代語訳・訳注を付しておくる。上は初唐・盛唐をおさめる。杜甫・李白・王維ら40人の絶唱。


定価:1,427円(税込)
整理番号:ヨ-2-1
刊行日: 1993/12/07

この本の内容

江戸後期、孤独と清貧の生活の中から、純粋素朴で心に沁みいる数多くの歌を残した孤高の歌人・良寛。彼に傾倒し、そのこころを自分のこころとして作歌を続けてきた歌人・吉野秀雄が、良寛の生涯に即して、短歌・旋頭歌・長歌の名篇に実作者ならではの鑑賞をほどこした、良寛研究の最高の達成。良寛に魅せられた人への最良の入門書である。
 

この本の目次

大愚良寛小伝
良寛歌評釈


定価:754円(税込)
整理番号:ヨ-1-1
刊行日: 1992/06/24

『源氏物語』をひとつの小説作品として自由に読みとくと、その世界はどのように立ち現れてくるのか。作品をつらぬく無意識としての〈自然〉、霊異に対する人々の心のありよう、また歴史物語『大鏡』や『栄花物語』とのトポロジカルな同型性に着目し、作品の構造と深層を浮き彫りにする創見と洞察にみちた画期的論考。
 
第1部 母型論
第2部 異和論
第3部 厭離論
第4部 環界論
附録 わが『源氏』 

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