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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:1,260円(税込)
整理番号:ア-2-4
刊行日: 1998/01/09
ページ数:368

今ある遠野の町と人を渉猟しながら柳田の『遠野物語』を読み直し、豊饒なる広がりと深さをもった原・遠野物語の再構成を試みる。
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定価:998円(税込) 
整理番号:ア-10-2
刊行日: 1997/11/10

子供のころ見た芝居、劇作家としてのデビュー、「地球座」の建設や炎上など、当時の資料を渉猟し、劇場人シェイクスピアの生涯を描く。

定価:1,155円(税込)
整理番号:ア-12-3
刊行日: 1997/04/10

この本の内容

目的論的発展史観として解釈されていた旧来のマルクス理解にかわって、そのテクストの『構造論的』把握を試みた記念碑的著作の完訳である。下巻は、バリバール「史的唯物論の根本概念について」、エスタブレ「『資本論』プランの考察」を収録。
 

この本の目次

史的唯物論の根本概念について(エチエンヌ・バリバール)
『資本論』プランの考察(ロジェ・エスタブレ)


定価:1,050円(税込)
整理番号:ア-12-2
刊行日: 1997/01/09

この本の内容

「マルクス主義的全体の統一とは、構造化された全体の統一である」「歴史的実在のなかで生産されるあらゆる諸現象のなかでも、現存する構造的諸関係に根源的転換を迫る事実を、一般的に言って歴史的事実と定義できる」。目的論的発展史観として解釈されていた旧来のマルクス理解にかわって、そのテクストの『構造論的』把握を試みた記念碑的著作―その初版(1965年)の完訳である。本書は、アルチュセールの論文「『資本論』の対象」を収録。マルクスのテクストが解析した「対象」の構造を明らかにし、イデオロギー的な歴史主義からの解放を試みる。


定価:1,260円(税込)
整理番号:ア-12-1
刊行日: 1996/10/09
ページ数:416

この本の内容

「新しい対象と問題は必然的に現存の理論的場のなかでは見えない。なぜなら、それらはこの理論の対象ではなく、禁止されたものであるからだ…。見えないものは、見えるものと同じく、もはや主体の視覚の機能ではない」。目的論的発展史観として解釈されていた旧来のマルクス理解にかわって、そのテクストの『構造論的』把握を試みた記念碑的著作―その初版(1965年)の完訳である。上巻は、アルチュセール、ランシエール、マシュレーの3論文を収録。古典経済学の「問い」の構造を問い直し、さらに若き日の著作における人間学的把握をこえて、『資本論』ではじめて達成された「科学的認識」を剔抉する。
 

この本の目次

序文『資本論』からマルクスの哲学へ
『一八四四年の草稿』から『資本論』までの批判の概念と経済学批判(『一八四四年の草稿』における経済学批判
『資本論』における批判と科学)
『資本論』の叙述過程について


定価:1,050円(税込)
整理番号:ア-9-1
刊行日: 1995/01/09
ページ数:304

本居宣長や夏目漱石、柳田國男などの作品と人生に近代における求道の可能性を探り、聖性を希求する人間の宗教意識を考える。

定価:897円(税込)
整理番号:ア-8-1
刊行日: 1994/10/06

この本の内容

一般に言葉とは、思考を表現するものといわれている。しかし、本当に心の中にあるすべてのことを言葉にできるのだろうか。自然の美しさ、恋の思い…言語に絶するこれらを表現するために古来より用いられてきたのが「言葉のあや」=レトリックである。『古今集』などの和歌から現代のコマーシャル・コピーにいたるまで、日本人の言葉の秘密をさぐり、さまざまなレトリックの可能性を論考する。
 

この本の目次

1 仕立て―仕組まれた場違い
2 見立て―視線の変容
3 姿―見得を切る言葉
4 対句―意味に先立つ形
5 寄物陳思―思いに染まる言葉
6 掛詞―話題の交錯
7 縁語―言葉の連鎖反応
8 本歌取―創造のための引用


定価:897円(税込)
整理番号:ア-6-1
刊行日: 1994/09/07
ページ数:256

この本の内容

『蜻蛉日記』『更級日記』など日記文学の先駆をなす「伊勢日記」。この作品はさらに、紫式部の『源氏物語』などの作品と深く共応しあい、平安期の王朝女流文学の礎を築くことで、後世の文学に大きな影響を及ぼした。宮仕えと恋愛、そしてその恋の破綻、皇子の出産、お仕えしていた中宮の死…「伊勢日記」を丹念に読み解き、伊勢という女流歌人の作品と人間像を深く彫り下げる。
 

この本の目次

第1章 わたしの伊勢
第2章 宮仕え、恋愛とその破綻
第3章 寺めぐり
第4章 ふたたび宮仕え、拒む女となる:第5章 平中の敗北
第6章 皇子を産む、中宮のいたわり
第7章 中宮の崩御
第8章 敦慶親王とともに
第9章 歌壇の花
第10章 交友、晩年、伝承


定価:999円(税込)
整理番号:ア-4-1
刊行日: 1994/01/10

この本の内容

いとけなき京の「天子様」は、明治維新のなかで日本の「天皇」へとドラスティックに変貌をとげる。幼冲の天子は、いかにして大帝となったのか?誕生から崩御まで、幕末・明治史のなかにその生涯を跡づけ、近代天皇制の成立と構造を探る、力作評伝。
 

この本の目次

第1章 一九一二年暑い夏
第2章 幼冲の天子
第3章 親政運動
第4章 一等国への道
第5章 乃木伝説


定価:816円(税込)
整理番号:ア-2-2
刊行日: 1993/10/07

この本の内容

ネミの森の王からナウシカまで、はたして王権とは何であったのか?そして、天皇とは王の異伝なのだろうか?本書は、この壮大なテーマに果敢に挑戦する。天皇を日本固有のものとしてのみ論ずること、また人類学の王権論一般に還元すること、この両者をきびしく斥けながら、王という普遍の貌と天皇という固有の貌とが相交わる場所に、著者は天皇制の新たなイメージを結像させる。この知的冒険の果てに著者は問いかける―。われわれ日本人の美的・倫理的幻像、幼童天皇とはだれか?
 

この本の目次

序章 天皇制、または立ち尽くす王権
第1章 王権の起源と系譜
第2章 王の宗教的威力
第3章 王権と天皇制のはざまに
第4章 象徴天皇制の構造
第5章 天皇制のなかの自然
終章 再び、王という場所へ

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