定価:1,155円(税込)
整理番号:ミ-7-1
刊行日: 1994/08/04
ページ数:320
引法大師とよばれて古来多くの人びとに親しまれる空海は、日本の真言密教の開祖であり、古代日本の代表的知性である。本書は空海の主著『十住心論』の精髄を略述した『秘蔵宝鑰』をとりあげ、宗教者としての空海の存在と、人間精神の発達を十段階に分けて論じた雄大な密教体系に、現代の視点から肉薄する。
1 空海の生涯
2 空海の思想―その基本的立場
3 秘蔵宝鑰について
4 人間の自覚
5 倫理以前の世界
6 倫理的世界
7 宗教心の目ざめ
8 無我を知る
9 おのれの無知を除く
10 人びとの苦悩を救う
11 一切は空である
12 すべてが真実である
13 対立を超える
14 無限の展開
15 全体系の構成内容
16 十住心批判の現代的意義
空海略年譜
定価:1,121円(税込)
整理番号:ミ-5-2
刊行日: 1994/03/07
「宮本民俗学」として巨大な足跡を残した宮本常一が、その最晩年、終生のテーマであった民族文化の源流をもとめて展開する講義・続。民族学博物館でのシンポジウムの報告をふくめて、他の研究分野の新知見をとりこみ、東アジアを視野におさめた民俗学的古代学の試み。
イモと畑作
農具としての鉄
根栽植物と雑穀と日本文化
北の文化ベルト
農耕技術と文化
イネの道―渡部忠世氏『稲の道』にふれて
農耕における南と北〈文化の複合〉―中尾作助氏「照葉樹林文化」論にふれて
環境考古学の周辺―安田喜憲氏『環境考古学事始』にふれて
家畜と農耕―民博シンポジウムから
銅と日本文化
日本文化と生産基盤
瀬戸内海文化の系譜
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