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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:945円(税込)
整理番号:ミ-2-2
刊行日: 1998/10/08
ページ数:256

救世主をもたず「今」を生きる日本人。自然災害・境界・闇・伝承などをたぐりつつ江戸から現代に至る終末観を浮き彫りにする。
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定価:1,155円(税込)
整理番号:ミ-7-3
刊行日: 1997/06/10

ブッダが直に説いたという真理の言葉を編んだ『法句経』。その教えを読み込み、仏教が説く人生の究極の知恵や文明への戒告を端的に示す感銘の書。

定価:840円(税込)
整理番号:ミ-10-1
刊行日: 1997/02/10

この本の内容

縦横に張りめぐらされた事件、糸のようにもつれ合う人物関係、さらに過去の物語の引用など、複雑な構成の『源氏物語』を読みこなすとは、すなわち、これらの錯綜する事柄を丹念に関係づけていくことである。初手より疑問を投げかける桐壺巻から、構築した世界そのものを喪失して閉じる夢浮橋巻まで、物語を読むことによって沸き起こる「なぜ」に答えつつ、この膨大かつ緻密なテクストを、体系立て、読み解く「方法」を示す、革新的な入門書。


定価:1,121円(税込)
整理番号:ミ-9-1
刊行日: 1995/09/07

この本の内容

東洋史の巨魁であった著者が、記紀を読み解き、中国・朝鮮の史料を援用して、わが国の古代史を東洋と世界の交通の中に位置づけた、壮大なスケールの日本史論集。
 

この本の目次

世界史から見た日本の夜明け―大陸との関係
出雲政権の興亡
最初四年鏡は帯方郡製か
記紀をどう読むか―日本上代史の素描
天皇なる称号の由来について
七支刀銘文試釈
大和朝廷の水軍基地―和歌山市鳴滝遺跡を見る
薬師寺東塔
日本の官位令と唐の官品令
三韓時代の位階制について〔ほか〕


定価:1,121円(税込)
整理番号:ミ-8-2
刊行日: 1995/07/06

この本の内容

19世紀フランスの歴史家ミシュレは、自然への生き生きとした関心を持ち続けた。昆虫に関する書物をひもときながら、身近に接した虫たちを注意深く観察し、愛情をこめて書きとめた本書は、意欲し労働し愛しあう虫たちのきわめて人間的な生活を描き出す。のちのファーブル『昆虫記』の先駆的な作品となった、「自然史」=「博物誌」四部作の第二作。
 

この本の目次

第1篇 変態(女の子の恐怖
あわれみ ほか)
第2篇 技術(スワンメルダム
顕微鏡―昆虫には容貌があるのか? ほか)
第3篇 社会(暗黒の都市―白蟻
蟻―家庭と婚姻 ほか)


定価:1,121円(税込)
整理番号:ミ-8-1
刊行日: 1995/06/07

この本の内容

人間が決して到達しないような高みに飛翔し、大地と空、天候、季節を見、知り、予見する、空気と光の息子―鳥。人間と同じようにおしゃべりし、歌い、対話する唯一の存在である鳥たちの生態を、美しく詩的な文章であますところなく写し出す。『フランス革命史』『魔女』で知られるフランス稀代の歴史家ミシュレの「自然史」=『博物史』四部作の記念すべき第一作。
 

この本の目次


極地―魚である鳥
つばさ
つばさの小手しらべ
つばさの勝利―軍艦鳥
水辺―おとろえた種類
アメリカの鷺場―ウィルスン
戦闘―熱帯
清掃作業
死―猛禽〔ほか〕


定価:1,155円(税込)
整理番号:ミ-7-1
刊行日: 1994/08/04
ページ数:320

この本の内容

引法大師とよばれて古来多くの人びとに親しまれる空海は、日本の真言密教の開祖であり、古代日本の代表的知性である。本書は空海の主著『十住心論』の精髄を略述した『秘蔵宝鑰』をとりあげ、宗教者としての空海の存在と、人間精神の発達を十段階に分けて論じた雄大な密教体系に、現代の視点から肉薄する。
 

この本の目次

1 空海の生涯
2 空海の思想―その基本的立場
3 秘蔵宝鑰について
4 人間の自覚
5 倫理以前の世界
6 倫理的世界
7 宗教心の目ざめ
8 無我を知る
9 おのれの無知を除く
10 人びとの苦悩を救う
11 一切は空である
12 すべてが真実である
13 対立を超える
14 無限の展開
15 全体系の構成内容
16 十住心批判の現代的意義
空海略年譜


定価:1,529円(税込)
整理番号:ミ-6-1
刊行日: 1994/05/09
ページ数:560

近代民主主義の形成過程での女性解放を「家族」「社会」をキーとして考察する。現代フェミニズム思想の出発点ともいえる労作。


定価:1,020円(税込)
整理番号:ミ-5-3
刊行日: 1994/04/07

 

この本の内容

「宮本民俗学」として巨大な足跡を残した宮本常一が、終生のテーマであった民族文化の源流をもとめて新たに展開し、遺稿となった論考。生涯にわたる学問をもとにしつつ、考古学・歴史学・民族学などの新知見をとりこみ、海をこえて東アジアを視野におさめた民俗学的古代学。
 

この本の目次

1 日本列島に住んだ人びと
2 日本文化にみる海洋的性格
3 日本における畑作の起源と発展
付 海洋民と床住居


定価:1,121円(税込)
整理番号:ミ-5-2
刊行日: 1994/03/07

この本の内容

「宮本民俗学」として巨大な足跡を残した宮本常一が、その最晩年、終生のテーマであった民族文化の源流をもとめて展開する講義・続。民族学博物館でのシンポジウムの報告をふくめて、他の研究分野の新知見をとりこみ、東アジアを視野におさめた民俗学的古代学の試み。
 

この本の目次

イモと畑作
農具としての鉄
根栽植物と雑穀と日本文化
北の文化ベルト
農耕技術と文化
イネの道―渡部忠世氏『稲の道』にふれて
農耕における南と北〈文化の複合〉―中尾作助氏「照葉樹林文化」論にふれて
環境考古学の周辺―安田喜憲氏『環境考古学事始』にふれて
家畜と農耕―民博シンポジウムから
銅と日本文化
日本文化と生産基盤
瀬戸内海文化の系譜

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