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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:1,470円(税込)
整理番号:レ-2-1
刊行日: 1998/03/10
ページ数:416

この本の内容

フロイト以前に性における残虐性を発見し、それを文学として定着させた18世紀の驚異の大作家サド侯爵。欲情と残酷が引き起こした数々の事件や獄中で過ごした革命期の出来事など、その生涯におけるいくつかの局面を独特の筆致で実証的に論じ、人間サドを浮かび上がらせる。とともに、それらを照射する形で『ソドム百二十日』『ジュスティーヌあるいは美徳の不幸』、短編・中編小説および書簡にいたるまでの著作の経緯・文学性を検証する。大著『サド侯爵伝』が凝縮された異端文学論の代表作。
 

この本の目次

サドのアルゴラグニア
ラ・コスト
革命期のエピソード
聖侯爵の著作
サドの死

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定価:1,478円(税込)
整理番号:レ-1-1
刊行日: 1994/08/04

この本の内容

フランスの革命に始まり、今日の我々もその時代に生きている革命時代は、恐るべき新精神によって、あらゆる関係の「白紙化」を開始した。ブルクハルトはそこに近代の危機の根源を見、ヨーロッパの歴史の連続性を守護することを自己の歴史研究の使命とした。本書は歴史認識をめぐるニーチェとの対決から説きおこし、非政治的歴史家としてのブルクハルト像を浮き彫りにし、あわせて近代ヨーロッパ精神への定位を試みている。
 

この本の目次

第1章 ブルクハルトとニーチェ
第2章 言葉、哲学、学問との関係
第3章 歴史に対するブルクハルトの姿勢に見られる人間的立場
第4章 非政治性へのブルクハルトの決意についての歴史的解釈
第5章 歴史の進行における危機的移行期
第6章 現代世界の歴史的考察から導かれたブルクハルトの古代後期の教え

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