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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:999円(税込) 
整理番号:サ-9-1
刊行日: 1995/11/07

この本の内容

「取ってね」と「取ってよ」の違いは。「怖いくない」はなぜ問違いなのか。外国人留学生から見ると、日本語はわかりにくいことだらけ。でもそんな疑問をよく考えてみると、ふだん何気なく使っている日本語という言語の意外な特徴が見えてくる。7年間にわたり日本語教師として活躍しきた著者が、留学生たちと過ごした日々のエピソードを通して、教える日本語と日本語教師という仕事をいきいきと語る。アーサー・ビナードとの対談「教える日本語 学ぶ日本語」を収録。
 

この本の目次

外国人に日本語を教えて(プレイスメント・テスト―プロローグ
クラス始動開始
「これ」「それ」「あれ」「どれ」
「魚がいる」と「魚がある」 ほか)
日本語教師への道(ジャパゆきさん
朴さんからの手紙
日本語能力試験へ
日本語学校のオープンまで
日本語教育能力検定試験について)

 

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定価:1,377円(税込)
整理番号:サ-7-3
刊行日: 1995/04/06

この本の内容

開国が日本人の生活に与えた衝撃は、どのようなものであったのか。物心両面について詳細に考察しながら、新しい国際環境に立ち向かう日本人の姿を、日清戦争期までたどる。日本と西欧世界という二つの文明の衝突と融合の歴史を悠揚迫らざる美しい文章で描き切った、ジャパノロジーの先駆的労作の完結編。
 

この本の目次

日本と西欧世界 1600‐1894年(明治初期・政治情勢
明治初期・西洋の影響
千八百九十年代)


定価:959円(税込)
整理番号:サ-8-1
刊行日: 1995/03/07
ページ数:256

この本の内容

元老・西園寺公望の孫として生まれ、貴族宰相・近衛文麿のブレーンとして、日中戦争不拡大、日米開戦回避に奔走して果たせなかった著者が、自らの非力の自覚と反省をこめて回想する大戦秘話。
 

この本の目次

破局への一回想
「赤い矢」号の賓客
貴族の亡霊
思い出の人々


定価:1,121円(税込)
整理番号:サ-7-2
刊行日: 1995/03/07

この本の内容

豊かな歴史的蓄積と日本への深い愛情のもとに、日本と西欧世界という二つの文明の衝突と融合の歴史でもあった日本の近代史を美しく知的な文章で描いた先駆的労作。本巻では、徳川社会の発展とその終焉、開国から明治維新への変転の軌跡をたどりながら、鎖国体制の下、日本と西欧との交錯がどのような結実を見せたのかをさぐる。
 

この本の目次

徳川政体
十八世紀の日本
鎖国の終末
幕府政治の最終段階


定価:1,223円(税込)
整理番号:サ-7-1
刊行日: 1995/02/07

この本の内容

大航海時代に本格化した西洋文明の東漸は産業革命によって加速され、アジア諸国の社会的・政治的伝統は深刻な危機に直面した。その中でなぜ、ひとり日本だけが西欧の衝撃によく対処しえたのか―豊かな歴史的蓄積と日本への深い愛情のもとに、二つの文明の衝突と融合の歴史でもあった日本の近代史を美しく知的な文章で描き出した先駆的労作。上巻は初期の地中海文明のアジアとの接触に始まり、キリシタン時代の中国と日本におよぶ東西文明交流を浮き彫りにする。
 

この本の目次

ヨーロッパとアジアの間の初期の交渉
キリスト教側の努力と通商の企て
アジアにおけるポルトガル人
ヨーロッパとアジアの対決
日本におけるキリスト教一五四九―一六一四年
アジア貿易
シナにおけるキリスト教(一五八二―一七四二年)


定価:1,020円(税込)
整理番号:サ-6-1
刊行日: 1994/11/07

この本の内容

「汚れつちまつた悲しみに/今日も小雪の降りかかる…」。『山羊の歌』『在りし日の歌』のたった二冊の詩集を残し、駆け足でこの世を去った詩人・中原中也。「優しさ」を根に持ち、「悲しみ」と向かいあって歌い続けた、この近代の詩人の作品の底に流れる喪失感の原郷を、「子守歌的なるもの」という視点により鮮やかに捉え直す力作。1988年サントリー学芸賞受賞。
 

この本の目次

第1章 口語自由詩の本質―亡びたる過去のすべて
第2章 生の氾濫―大正十二年とはなにか
第3章 ダダイズムとの遭遇―喪失の感情
第4章 長谷川泰子と富永太郎―異質な他者
第5章 「朝の歌」まで―陶酔と離別
第6章 『山羊の歌』―子守歌的なるもの
第7章 『在りし日の歌』―詩人のデスマスク


定価:1,223円(税込)
整理番号:サ-5-1
刊行日: 1994/03/07
ページ数:384

この本の内容

60年代になにが起こったのか。ロックやカウンターカルチャーは、そしてテクノロジーとメディアの変貌は、僕らの何を変えたのか―。ジョン・レノン、トマス・ピンチョン、グレゴリー・ベイトソンらをランドマークとして、「宗教革命」や「産業革命」の時代に匹敵する大きな精神変革の時代であった60年代を見つめ、僕らの存在のすべてを包み込む大いなる〈時〉の生態を科学する、画期的な時代研究宣言。
 

この本の目次

夢とウソのロックンロール
時の生態学
重工業人間の終焉
シックスティーズの引き潮
資本主義の弾みかた
ラバーソウルの文学


定価:918円(税込)
整理番号:サ-2-2
刊行日: 1993/11/04
ページ数:288

アパート捜しや買い物、毎日の新聞・テレビといった日常的な体験の中から、等身大のフランスを描き出す異色の都市文化論。

定価:979円(税込)
整理番号:サ-4-1
刊行日: 1993/03/05

この本の内容

貨幣論なき貨幣経済が支配し、自由論なき自由主義、個人論なき個人主義が標傍される現代社会。そのなかで、さまざまな〈技術〉と〈遊び〉の〈演技する知識〉だけが饗宴をくりひろげているのが、ポストモダンの知の風景である。本書は、その饗宴の向こう側へ旅立つべく、知識論と社会論の交差する地点に、現代社会の〈隠された思考〉を浮かびあがらせんとする力作論考である。サントリー学芸賞受賞。
 

この本の目次

序章 〈演技する知識〉と〈解釈する知識〉
第1章 大衆社会の記号論―セミオクラシーとセミオシス
第2章 ルードゥスとしての経済―公正観念について
第3章 貨幣のメタフィジックス―貨幣経済の神話
第4章 計画のコスモロジー
第5章 自由のデマーケーション
第6章 〈方法〉への懐疑
 


定価:1,009円(税込)
整理番号:サ-3-1
刊行日: 1993/02/05

この本の内容

絶対に何もしない「ものくさ」男が、都に上ると俄然、比類のない「まめ」男に急変した。御伽草子『物くさ太郎』における「ものくさ」の本質を徹底的に追究、主人公の意識と行動原理を探り当て、乱世の人間像を活写した「怠惰と抵抗」。同型の「のさ者」として甦る狂言『武悪』等々の太郎冠者たち。清新な意味論的方法によって解読された画期的な室町文学研究10篇を収録。
 

この本の目次

怠惰と抵抗―物くさ太郎
成りあがり―一寸法師と物くさ太郎
無知と愚鈍―物くさ太郎のゆくえ
弱者の運命―御伽草子と狂言
勝利の歌―狂言の主従
嘲笑の呪文―狂言の山伏
有世の面影―狂言の陰陽師
喜劇への道―狂言の「をかし」
転落の序章―天正狂言本「こけ松」のばあい
下剋上の文学―民話のクッチャネたち

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