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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:1,365円(税込) 
整理番号:イ-18-1
刊行日: 1999/08/10
ページ数:352

この本の内容

幕末期に数々の実験を重ね写真術を築き上げた横山松三郎、全財産を投げ打ち「写真大尽」の名をほしいままにした鹿嶋清兵衛、日清戦争を追いかけ撮影した津和野の伯爵亀井慈明、グアテマラに生きた日本人写真師屋須弘平、詩人の萩原朔太郎が愛したステレオ写真、写真にリアリズムを追求した天才・安井仲治など、日本写真史をフィールドワークし、カメラという装置と映像の驚きと輝きに魅せられた軌跡をたどる異色の日本写真史。図版190点掲載。
 

この本の目次

第1部 幕末・明治(日本写真史のダ・ヴィンチ―横山松三郎
「はだか」写真の黎明期
写真館草創記―冨重利平・冨重徳次
“写真大尽”といわれた男―鹿嶋清兵衛 ほか)
第2部 大正(グアテマラに生きた写真家―屋須弘平
シベリア出兵写真の現実
偉大なる“写真文化人”―野島康三
郷愁の原風景―萩原朔太郎 ほか)
第3部 昭和(ヒマラヤ撮影に挑んだ男―長谷川伝次郎
日本最初の商業写真スタジオ―鈴木八郎・金丸重嶺
写真クラブ黄金時代―植田正治
天才・仲治と山根曲馬団―安井仲治 ほか)

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定価:1,260円(税込)
整理番号:イ-14-3
刊行日: 1999/07/08
判型:文庫判
ページ数:432

この本の内容

むかしむかしあるところに…ほんの数十年前まで、昔話は、幼な子が人生の最初に楽しんで聞く文芸だった。神々が人界をめぐり、鶴女房が飛来し、海底の都にみちびかれる語りの世界。無数の語り手と聞き手とが共同でつくりあげたさまざまなお話は、いく世代にもわたって口伝えで生きつづけ、ゆたかで奥深い口承文芸の宇宙を築いてきた。その一千を超えるタイプのなかから、下巻には「猿蟹合戦」「かちかち山」などの「動物昔話」29話、「笑い話」123話、「形式話」7話を収録。いまや失われようとしている日本の昔話の集大成。
 

この本の目次

2 動物昔話(ほととぎすと兄弟
かえる不孝
水乞い鳥
蚕と娘
ふくろう紺屋 ほか)
3 笑い話(婆の鳥食い
餅は阿弥陀さま
菓子は毒
魚は剃刀 ほか)
4 形式話(落ちる木の実
天からふんどし
爺はじっと
はなし話
むかしはむかっと ほか)


定価:1,365円(税込)
整理番号:イ-14-2
刊行日: 1999/07/08
判型:文庫判
ページ数:480

この本の内容

むかしむかしあるところに…ほんの数十年前まで、昔話は、幼な子が人生の最初に楽しんで聞く文芸だった。神々が人界をめぐり、鶴女房が飛来し、海底の都にみちびかれる語りの世界。無数の語り手と聞き手とが共同でつくりあげたさまざまなお話は、いく世代にもわたって口伝えで生きつづけ、ゆたかで奥深い口承文芸の宇宙を築いてきた。その一千を超えるタイプのなかから、上巻には「こぶ取り爺」「浦島太郎」「舌切り雀」「桃太郎」など、おなじみの「むかしがたり」(完形昔話)103篇を収録。いまや失われようとしている日本の昔話の集大成。
 

この本の目次

1 むかしがたり(人の始まり
弘法様の麦盗み
年定め
大みそかの客
大みそかの火
跡隠しの雪
もの食う魚
人魚のごちそう
鬼婆さの仲人
笠地蔵
こぶ取り爺
山の神とあんにゃ ほか)


定価:1,470円(税込)
整理番号:イ-8-2
刊行日: 1998/08/10
ページ数:464

この本の内容

ある時は慷慨の志をのぞかせながら、自由に超現実に遊び、自在に雅に往き俗に還る。飄にして鋭く、逸にして勁く、高踏韜晦とされながらも、戦後日本文学に聳立し続けた石川淳。その昭和25〜27年に綴られた会心のエッセイ集。
 

この本の目次

夷斎筆談(面貌について
娯楽について
沈黙について
恋愛について ほか)
夷斎俚言(ジイドむかしばなし
乱世雑談
芝居ぎらい
論争ばやり ほか)


定価:1,470円(税込)
整理番号:イ-16-8
刊行日: 1997/12/10

明治人が初めて食べた西洋料理の味、初めて暮らした煉瓦家屋の住み心地は? 生活に密着したモノたちの世界。

定価:1,470円(税込) 
整理番号:イ-16-7
刊行日: 1997/11/10

西洋医学の導入で一変した診療、野球やゴルフなどの新しい遊び、人々に普及した洋服……、より生活に密着した文明開化篇。

定価:1,365円(税込)
整理番号:イ-16-6
刊行日: 1997/10/09

近代日本の発展を支えた殖産工業技術と企業家たちの苦心惨憺。そして、富国強兵の基礎を築いた陸海軍、軍人たちのすべて。

定価:1,365円(税込)
整理番号:イ-16-5
刊行日: 1997/09/10

この本の内容

それ以前にはなかったもの、そしてそれ以後に生まれてきた諸物万般。明治維新を境として、欧米からもたらされ、現代の私たちの生活の基礎を築いたもの、電気・自転車・化学・哲学・新聞・音楽・会社、また、スキー・ゴルフ・バー・ビール・はじめての洋食の味などなど。いつ、だれが、どこで、いかに考え、そして取り入れ、自分たちのものとしていったのか。エンサイクロペディスト石井研堂が調べつくした、現代日本の文化・文明の始まり。鉄道・人力車・自転車・汽船…、全国の交通網は一気に開け、目に見えて体験できる文明開化の花盛り。円貨・銀行・保健…、新しい商業のために何が必要か。
 

この本の目次

第9編 交通部(利根と横浜の運河
街道の清新
橋の種々相
人力車の始め
自転車の始め ほか)
第10編 金融商業部(アルレンシヤンド
悪金試験法
井上侯の明治初期財政実歴談
移民会社の始め
伊勢八の没落史 ほか)


定価:1,470円(税込)
整理番号:イ-16-4
刊行日: 1997/08/07

この本の内容

それ以前にはなかったもの、そしてそれ以後に生まれてきた諸物万般。明治維新を境として、欧米からもたらされ、現代の私たちの生活の基礎を築いたもの、電気・自転車・化学・哲学・新聞・音楽・会社、また、スキー・ゴルフ・バー・ビール・はじめての洋食の味などなど。いつ、だれが、どこで、いかに考え、そして取り入れ、自分たちのものとしていったのか。エンサイクロペディスト石井研堂が調べつくした、現代日本の文化・文明の始まり。文明開化の基礎は教育にあり。知識を世界に求めて生まれ出たさまざまな学校、そして学問。
 

この本の目次

第七編 教育学術部(浅草文庫
岩倉鉄道学校の始め
アイノ教育の始め
有馬小学校と文明義塾
跡見女学校の始め ほか)
第8編 新聞雑誌および文芸部(悪徳新聞
四十八字新聞紙
一枚摺り新聞の始め
威力を発揮す
一冊一百部と一万部 ほか)


定価:1,155円(税込)
整理番号:イ-17-1
刊行日: 1997/08/07

この本の内容

1945年、ハルピンでソ連軍に抑留された著者は、1953年に特赦で日本に帰還するまでの8年間、シベリア各地のラーゲリを転々とした。極寒の地での激しい強制労働、栄養失調、それに同じ囚人の密告などなど。帰還後、著者は自己の経験をすこしずつ詩に、そして散文に書きとめる。まさにそれは、その経験を語りうる統覚と主体の再構成を意味していた。本書は、「告発せず」を貫きながら,何より厳しく自己の精神と魂のありようを見つめつづけた稀有の記録である。
 

この本の目次

確認されない死のなかで
ある「共生」の経験から
ペシミストの勇気について
オギーダ
沈黙と失語
強制された日常から
終りの未知
望郷と海
弱者の正義
沈黙するための言葉
不思議な場面で立ちどまること
『邂逅』について〔ほか〕

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