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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:1,325円(税込)
整理番号:イ-9-3
刊行日: 1995/02/07
ページ数:416

この本の内容

昭和11年(1936)年、吉田茂は駐英大使に任ぜられた。折りしも、日独伊防共協定の締結(1936年)、日中戦争の勃発(1937年)によって対米英関係の緊張が最も高まった時期である。外交という手段によって、何とか米英との戦争突入を回避しようとする吉田の努力もむなしく、破滅への道をひた走る日本。炯眼にもこの戦争の無謀を予測していた吉田は、天皇に戦争終結を直言した。いわゆる「近衛上奏文」に関係した廉で憲兵隊に拘束を余儀なくされてしまった。そして、昭和20年(1945)年の終戦とともに外相に就任、いよいよ激動の戦後政治が幕を開ける。
 

この本の目次

駐英大使
開戦まで
和平工作
外務大臣

PR

定価:1,377円(税込)
整理番号:イ-9-2
刊行日: 1995/01/09
ページ数:448

対華二十一ヵ条要求、五・一五事件、二・二六事件と、軍部の台頭がきわだってくる昭和初期、奉天総領事、外務次官として奔走する姿を描く。

定価:1,121円(税込)
整理番号:イ-9-1
刊行日: 1995/01/09
ページ数:384

戦後日本の政治を代表する政治家・吉田茂を一貫した「自由主義的保守主義者」として描く。出生から外交官として活躍する大正時代まで。

定価:897円(税込)
整理番号:イ-8-1
刊行日: 1994/12/07

膨大な文業の中で『抽斎』を第一とする鴎外像に仮託して、精神の運動としての散文という独自の着眼を展開した異色のエッセイ。

定価:1,121円(税込)
整理番号:イ-7-1
刊行日: 1994/04/07
ページ数:336

この本の内容

十七世紀の中葉からほぼ五十年にわたってイギリスを騒乱にまきこんだピューリタン革命・名誉革命は、海を隔てた遠いアジアの島国である日本の思想家の眼と心にどのように映ったのだろうか。福沢諭吉、木下尚江、内村鑑三、竹越与三郎ら明治の先人たちの著作と思想をたどりつつ、議会政治の展開を基礎づける「穏健な」革命観、スなわちマコーレーを代表とする「ホイッグ」史観の受容を照射する。
 

この本の目次

極東から極西への関心―明治維新までのイギリス像
「万事の改革すでに成りたる」国―開国・自由民権期のイギリス革命観
「田舎紳士」の主張―徳富蘇峰の出発点
最初のクロムウェル伝―竹越与三郎の歴史叙述
「クロムウェルの木下」―木下尚江における革命の幻影
「チェルシーの哲人」―カーライルへの傾倒
義戦から非戦へ―内村鑑三とピューリタン


定価:866円(税込)
整理番号:イ-6-1
刊行日: 1993/07/07
ページ数:288

この本の内容

崩壊に瀕するアフリカの生態系。しかしこれは明日の地球全体の姿だ。度重なる飢餓と自然破壊の悪循環を断ち切るには、どうすればよいのか?私たちがアフリカ危機から学ぶものは想像以上に大きい。80年代の砂漠化する現地から問いかける衝撃のリポート。90年代の現状報告を増補。
 

この本の目次

第1章 砂漠の村の戦い
第2章 緑のサハラ
第3章 干ばつ襲来
第4章 天災か人災か
第5章 消える森林
第6章 荒廃する大地
第7章 爆発する人口
第8章 裏目に出た集団移住
第9章 農業の再建
第10章 どこへいくアフリカ
第11章 緑に託す未来
文庫版補遺 その後のアフリカ


定価:945円(税込)
整理番号:イ-3-2
刊行日: 1993/06/07
ページ数:368

この本の内容

19世紀ドイツを震源とした形面上学批判の立場を継承するポスト構造主義に焦点をあて、現代思想の見取図を描きだす意欲的試み。脱中心化の巨人的知性ミシェル・フーコーをはじめ、ノマディスムのジル・ドゥルーズ、漂流の思想家リオタールのほか、ロラン・バルト、クリステーヴァ、ミシェル・セール、アルチュセールなど現代フランスを代表する多彩な思想家たちの群像。
 

この本の目次

現代思想の震央
現代フランス思想の構図
脱中心化の思想 ミシェル・フーコー
ノマディスム ジル・ドゥルーズ
漂流の思想 ジャン・フランソワ・リオタール
快楽の思想 ロラン・バルト
個物の救済 ベンヤミンと林達夫
おぞましさの探求 ジュリア・クリステーヴァ
エセーの哲学 ミシェル・セール
ニーチェの影
テクストと空白
記号論の現在
破滅への願望
思想の晩年様式
市民社会化する家族
創発的知性


定価:714円(税込)
整理番号:イ-5-1
刊行日: 1993/06/07

この本の内容

戦後の日本は、短期間に空前の経済的繁栄を経験した。その背景には、日本が相対的に非階層化され、民主化された企業社会を創り出したことがある。すなわちヒトを企業経営の原理と考える、人本主義というシステムである。それは、日本異質論を克服しうる普遍性を獲得できるのだろうか?時代と国境を越える、日本企業の新しいビジョンを提示する。
 

この本の目次

第1章 迷える巨象
第2章 人本主義企業システム
第3章 人本主義はなぜいいのか
第4章 人本主義で世界へ
第5章 人本主義で新産業革命を
第6章 プラスα大きく考える
第7章 坂の上の雲


定価:1,682円(税込)
整理番号:イ-4-1
刊行日: 1993/02/05
ページ数:624

この本の内容

歴史と記憶のはざまに横たわるヴェトナム戦争。この戦争の経験はいったい何だったのか。どのような文化を生んだのか。1960年代のアメリカとヴェトナムの状況から現在の戦争評価まで、政治・軍事・文学・写真・建築などさまざまなジャンルに及びながら、ヴェトナム戦争のもたらした文化の変容を深く克明に描き出す画期的な「戦争の文化史」。
 

この本の目次

戦争は9時から5時まで
アメリカン・グラフィティーズ
天使たちの丘のむこう
アメリカン・ウェイ・オヴ・ウォー
ヴェトナム・ミステリー・ツアー
ハーツ・アンド・マインズの喪失
心のなかの死んだ場所
鳥の眼に映る戦争
記念碑
想像力
闇のような緑


定価:1,050円(税込)
整理番号:イ-2-1
刊行日: 1992/10/07
ページ数:288

この本の内容

A・スティーグリッツからJ・P・ウィトキンまで、近代都市の発生から終末のビジョンまでを精緻に記述し、写真が織りなす二十世紀の感受性、人間の概念の変容を浮かびあがらせるとともに時代感情の壁を辿るモノクロームの文化史。
 

この本の目次

1 都市と時間の象徴―変わりゆく時空認識
2 機械神の幻影―“光の死”とその後の展開
3 ザデインされるイコン―機能する写真の新しい均衡
4 揺れ動く記録―「主観」と「現実」への眼差し
5 他者のフィギュア―人間と環境のはざまに
6 メディアと死の位相―終末の様々なヴィジョン

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