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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:1,260円(税込)
整理番号:イ-16-3
刊行日: 1997/07/10

この本の内容

それ以前にはなかったもの、そしてそれ以後に生まれてきた諸物万般。明治維新を境として、欧米からもたらされ、現代の私たちの生活の基礎を築いたもの、電気・自転車・化学・哲学・新聞・音楽・会社、また、スキー・ゴルフ・バー・ビール・はじめての洋食の味などなど。いつ、だれが、どこで、いかに考え、そして取り入れ、自分たちのものとしていったのか。エンサイクロペディスト石井研堂が調べつくした、現代日本の文化・文明の始まり。いまだ攘夷の余燼くすぶるなか、いかに外国人とつきあったらよいのか。欧米の芸術は日本に何を与えたのか、新しい時代の宗教はどうあるべきか。第三巻「国際部」「美術部」「音楽部」「宗教部」。
 

この本の目次

第3編 国際部
第4編 美術部
第5編 音楽部
第6編 宗教部

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定価:1,155円(税込)
整理番号:イ-16-2
刊行日: 1997/06/10

明治維新を境として欧米からもたらされ、現代の私たちの生活の基礎を築いた「法政」諸制度を、独自な極私的視点から総覧する。

定価:1,155円(税込)
整理番号:イ-16-1
刊行日: 1997/05/09

現代日本文化はこうして始まった。男女断髪の始め、苗字をつけた始めなど、混乱とエネルギーに満ちた「人事」の数々。

定価:1,377円(税込)
整理番号:イ-2-2
刊行日: 1996/12/10

この本の内容

光学装置の登場や交通機関の発達がもたらしたスピードとリアリティ、私的空間の拡大…これらの知覚の展開は、外部的空間の体験のみならず自らの内部の体験をも著しく拡大し、ひとびとの無意識と感性を一変させた。写真・観光・ショーウインドーからCG映像・SFX映画にいたるまで19世紀から20世紀の映像の総体を、「ジオラマ」的認識の拡張と、その装置の発展史としてとらえる。来るべき21世紀の感性を用意した、これらのイメージ空間をたどる卓抜なワンダートラベル。サントリー学芸賞受賞。
 

この本の目次

1 ジオラマ都市
2 画像と装置
3 大観光時代
4 ネクロポリスとしてのジオラマ
5 南島論、バリ、ヌレック・アイランド


定価:897円(税込)
整理番号:イ-15-1
刊行日: 1996/12/10

この本の内容

入門書のスタイルを取り、平易な表現をこころがけつつも、同時に本書は、経済学と日本経済とについて、著者自身の個人的な姿勢なり考え方なりをいたるところで率直に述べている。
 

この本の目次

第1部 経済学誕生(アダム・スミスの命題
経済学と「天下国家」
市場・価格・資源配分―ミクロ経済学の主題
完全雇用と財政金融政策―マクロ経済学の主題 ほか)
第2部 経済学と日本経済(「経済大国」見掛けと実体
GNPと為替レート
豊かさは二年で二倍になった?
「豊かさの実感はない」か ほか)


定価:968円(税込)
整理番号:イ-14-1
刊行日: 1996/11/07

この本の内容

昔話は長い年月のあいだ、口伝えで生きつづけてきた。驚くなかれ、数百話の昔話を保有する語り手たちの数々―人類史上連綿と続いてきた口伝えの環が、いまや失われようとする最後時期に遭遇して、その秘密を、調査・採訪の旅からの報告を交えて解き明かす。無数の語り手と聞き手とが共同で伝承し、創造してきた昔話には、聞き手のあいづちの打ち方ひとつにまで形式が浸透している。語りはじめと結びの際の決まり文句、語り口、語句やモチーフの繰り返し、話の型などに着目、経験を受け渡す技術として口承文芸=昔話の核心に迫り、文字をもたない人々の奥深い知恵に耳を傾ける。
 

この本の目次

1 野の花と造花と
2 野外からの報告―今日の昔話(昔話をたずねて
語り手誕生
あいづちに結ばれて)
3 昔話の展望(年輪を追って
笑話の系譜
命あるものも命なきものも―鳥獣草木の昔話
語りの楽しさ
くりかえしの方法)
4 民衆のもの―昔話(昔話の生命力―伝承と創意
昔話は戦う
この大樹の未来)


定価:938円(税込)
整理番号:イ-13-1
刊行日: 1996/08/08

この本の内容

最もラディカルかつユニークなパソコン観をもつ著者が、その選び方、使い方、可能性のABCをわかりやすく、するどく説き明かす、パソコン思想書の決定版。
 

この本の目次

1 パソコンとワープロはここがちがう
2 パソコンはどんな構成になっているか?
3 パソコンの動作を追ってみよう
4 情報の電子的処理とは何か?
5 便利にできているパソコンの利用環境
6 プログラミングのための道具を使おう
7 パソコンはコミュニケーション能力を拡張する
8 姿を現してきた未来


定価:1,155円(税込)
整理番号:イ-12-1
刊行日: 1996/05/07
ページ数:352

この本の内容

社会の矛盾や歪みを映し出し、また民衆の欲求を吸いあげる新宗教。天理教、創価学会から幸福の科学、オウム真理教にいたるまで、時代や社会を反映する「近代日本に出現した新しい宗教システム」としての新宗教を読み解き、宗教史的・社会学的な観点で洞察する。新宗教はなぜ生まれ、どのような道をたどってきたのか…150年にわたり激しく息づき、現在もなお多様な活動を展開しているこれらの現象を追究・分析する。「混迷の時代とオウム真理教」を加筆。
 

この本の目次

1 新宗教はアブナイか
2 新奇なるものの宿命
3 憤る人と魅せられる人
4 突然変異細胞の出現
5 病のメタファ
6 変貌の表と裏
7 増殖と既成化
8 大型教団への道
9 異文化への挑戦
10 宗教情報ブームの時代
11 新機種まがい
12 衝撃の正体
13 混迷の時代とオウム真理教


定価:1,173円(税込)
整理番号:イ-10-2
刊行日: 1996/04/08

この本の内容

天賦の表現力でわたしたちを魅了してやまないモーツァルトはその生涯の約三分の一を旅に過ごしている。故郷ザルツブルクを離れてイタリア、ミュンヘン、パリ、ロンドン、プラハ、そしと最期の地ともなったウィーン…勉学、求職、仕事と目的はさまざまであるが、旅先での経験が彼の音楽に与えた影響は計り知れない。海外での最新の研究をふまえながら、これまでの「モーツァルト像」を覆す新しい視点に立って書かれた画期的な評伝。
 

この本の目次

第1章 ザルツブルク
第2章 アマデーウスの耳
第3章 少年作曲家
第4章 イタリア
第5章 宮廷音楽家
第6章 遍歴の青春
第7章 自立への賭け
第8章 新たな門出
第9章 巨匠への道
第10章 オペラ・ブッファの世界
第11章 翳り行く日々
第12章 最後の年


定価:1,427円(税込)
整理番号:イ-9-4
刊行日: 1995/02/07
ページ数:496

この本の内容

公職追放となった鳩山一郎の後を受けて自由党総裁となった吉田茂は、昭和21(1946)年以降5次にわたって内閣を組織する。厳しい占領体制の下、外交の専門家から政治家(ステイツマン)への転身であった。日本国憲法の制定と教育改革・農地改革。傾斜生産方式などの計画的経済政策をドッジ・ラインによる自由主義的経済政策に転換。山積する問題を強いリーダシップによって次々と克服しつつ、復興への模索が続けられた。朝鮮戦争(1950年)の勃発によって、国際情勢は東西対立が顕在化し始めてきた。再軍備のための準備も着々と進められる。そして、いよいよ日本国民の悲願であった講和条約締結という大仕事が遂行される。
 

この本の目次

組閣
第一次吉田内閣
在野時代
第二次、第三次吉田内閣

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