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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:1,155円(税込)
整理番号:エ-2-3
刊行日: 1999/04/08
ページ数:320

京都郊外に遊ぶ。伏見区から宇治市、八幡市の勝地を巡る巻之五「前朱雀」と、北区および左京区、右京区の一部の古蹟を訪ねる巻之六「後玄武」。
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定価:1,365円(税込)
整理番号:ホ-5-3
刊行日: 1999/04/08
ページ数:368

西洋文学史上の事件、ボードレールによるポオの発見・論評ほか、同時代の文芸批評など、詩人の創造の源泉を示す十三篇の画期的訳業。


定価:1,260円(税込)
整理番号:エ-2-2
刊行日: 1999/03/10
ページ数:352

この本の内容

安永9年(1780)に町人吉野屋為八が計画・刊行した京都の地誌。俳諧師秋里籬島による名所の由来記と、なによりも竹原春朝斎の俯瞰図を多用した挿絵をもって、この『都名所図会』は高い評判を呼び起こし、引き続き、再刻本や『拾遺都名所図会』までもが刊行された。こうして、以後つぎつぎと『江戸名所図会』に代表される「名所図会」ものの出版を誘発する、大きなきっかけを作ったのである。本文庫では、漢詩・漢文は原則として読み下すなど、最も読みやすい本文提供をめざした。第2巻は、おもに京都市の東部を記述した、巻之三「左青竜」と南西部を記述した巻之四「右白虎」を収録する。
 

この本の目次

巻之3 左青竜
巻之4 右白虎


定価:1,365円(税込)
整理番号:ホ-5-2
刊行日: 1999/03/10
ページ数:384

この本の内容

ギリシア・ローマ、そしてルネサンス以来の芸術の伝統を遮断し、近代・現代の幕を開いた重要な概念「モデルニテ」(現代性)とは何か。ボードレールによって生命を与えられた「モデルニテ」は、道徳的であると同時に野蛮であり、進歩的であると同時に反動的な様相すら帯びる。それは、たんなる美学的概念にとどまらず、強烈な同時代の主張となり、歴史的な概念ともなった。近代芸術の祖ボードレールの「モデルニテ」を理解するためのもっとも重要な論考「現代生活の画家」「ウージェーヌ・ドラクロワの作品と生涯」「1859年のサロン」他を収録。
 

この本の目次

美術批評2(1859年のサロン
現代生活の画家
画家たちと腐蝕銅版画家たち
ウージェーヌ・ドラクロワの作品と生涯)
音楽批評(リヒァルト・ヴァーグナーと『タンホイザー』のパリ公演
リヒァルト・ヴァーグナーへの書簡)


定価:1,050円(税込)
整理番号:ウ-2-2
刊行日: 1999/03/10
ページ数:272

この本の内容

人間の存在は元来「場所」的である。が、その「場所」の根本性格はどのようなものなのであろうか。私たちの存在が「世界の内にあること」と見られる場合、その世界そのものは「限りない開け」に於いてある。したがって我々の存在は「限りない開けに於いてある世界に於いてある」ことになる。この二重の「於いてある」は、二重性としては見えない構造のものであるが、我々の実際の生活の様々な領域の様々な営為にまで拡がる。本書はハイデッガーの基礎存在論、ボルノウの空間論、エリアーデのヒエロファニー論、西田幾多郎の場所論、禅の十牛図などを手掛かりにして人間存在の基本的な構造を解明、考察する。
 

この本の目次

第1章 世界と虚空
第2章 世界の有意義性と世界の無、及び四方界(das Geviert)
第3章 地平と地平の彼方
第4章 住む―安住と不安住と不住
第5章 もう一つの次元―世界とコスモス
第6章 世界遊戯と二重世界内存在
第7章 場所と時間


定価:945円(税込)
整理番号:エ-2-1
刊行日: 1999/02/10
ページ数:240

この本の内容

安永9年(1780)に町人吉野屋為八が計画・刊行した京都の地誌。俳諧師秋里籬島による名所の由来記と、なによりも俯瞰図を多用した竹原春朝斎の挿絵をもって、この『都名所図会』は高い評判を呼び起こし、引き続き、再刻本や『拾遺都名所図会』までもが刊行された。こうして、以後つぎつぎと『江戸名所図会』に代表される〈名所図会〉ものの出版を誘発する、大きなきっかけを作ったのである。本文庫では、漢詩・漢文は原則として読み下すなど、最も読みやすい本文提供をめざした。第1巻は、おもに京都市の中心部、上京区・中京区・下京区を記述した。巻之一「平安城(首)」と巻之二「平安城(尾)」を収録する。
 

この本の目次

巻之一 平安城(首)
巻之二 平安城(尾)


定価:1,680円(税込)
整理番号:シ-13-2
刊行日: 1999/02/10
ページ数:576

この本の内容

笑いと涙、誇りと失意の都、そして何にもまして世界に冠たる愛の都モンマルトル…。このパリの暗部ともいうべき町の生物学的・社会学的な呼吸をつぶさに追い、そこに生きるひとびとの織りなす人生模様を、豊富な資料と文学作品をもとにあぶり出す。世界一の盛り場の光と影を詩情あふれるタッチで描く畢生の大作。下巻では二十世紀幕明けから第二次世界大戦まで。
 

この本の目次

第3部 1900年から大戦前夜まで(『狂気の子どもたち』
祭りの明り(アンヴェール辻公園からクリシー広場まで) ほか)
第4部 大戦前と大戦中(戦争の接近と歓楽
戦争)
第5部 戦後(遊び人のお祭り騒ぎ
遊び人の仲間 ほか)
第6部 恐慌から戦争へ(遊び好きなひとびと
ミリュー ほか)


定価:1,680円(税込)
整理番号:シ-13-1
刊行日: 1999/02/10
ページ数:544

この本の内容

都市の要諦は歓楽街にあり―アナール派と一線を画しつつ社会史の革命をめざした鬼才シュヴァリエの代表作。夜の巷にひしめく娼婦、ひも、芸能人、無頼漢…脂粉と汚物の匂いただようパリのはらわたモンマルトルの盛衰を、バルザック、ゾラらの文学作品と豊富な資料によりいきいきと描き出す。ほのかな詩情と陶酔にあふれる大歴史絵巻。上巻では十九世紀、歓楽街の誕生からその成立まで。
 

この本の目次

シカゴから、ブレスト、ハンブルグ、スブーラその他を経て、モンマルトルへ
第1部 歓楽街モンマルトル誕生以前のパリの歓楽(十九世紀前半
第二帝政期
パリ・コミューン)
第2部 『モンマルトル、パリの歓楽街になる』(コミューン直後
事件
歓楽―1889〜1900)


定価:1,365円(税込)
整理番号:ホ-5-1
刊行日: 1999/02/10
ページ数:416

この本の内容

『悪の華』『パリの憂鬱』の詩人はまた、傑出した美術評論家でもあった。ギリシア・ローマの美を理想として追求した新古典主義が支配的な状況において、ロマン派の巨匠ドラクロワに傾倒し、個性の美を唱えて人間精神の暗部を開放した。美術を市民の前へ、現代へと開く道を作ったのもボードレールである。本巻には「1845年のサロン」「1846年のサロン」などのいわゆるサロン批判をはじめ、八篇の批評文学を収録。
 

この本の目次

1845年のサロン(抄)
ボンヌ=ヌーヴェル百貨店の古典派美術展
1848年のサロン
笑いの本質について、および一般に造型芸術における滑稽について
フランスの諷刺画家たち数人
外国の諷刺画家たち数人
1855年の万国博覧会、美術
哲学的芸術


定価:1,313円(税込) 
整理番号:カ-4-2
刊行日: 1999/02/10
ページ数:448

この本の内容

ヴェルヌやウエルズから、ヴォークト、クラーク、アシモフ、ハリスン、シルヴァーバーグ、ゼラズニイ、ル=グィン、ギブスンまで、SFの可能性を探り、「SF進化=学」「SF社会=学」を提唱。近・現代の支配的精神である認識論における主観・客観主義と存在論に拡張された人間主義・自然主義を批判し、その抑圧的な相互補完の構造を激しく撃つ。現代思想に造詣の探い著者によって初めて成された、SFを通して考察された文明・時代批評。
 

この本の目次

序説 SFの起源あるいは幻想文学の遍歴史
第1章 支配的修辞としての科学―ポオ、ヴェルヌ、ウエルズ
第2章 錬金術とテクノロジー―A・E・ヴァン・ヴォークト
第3章 進化の反人間主義―アーサー・C・クラーク
第4章 宇宙精神と収容所―小松左京
第5章 SF的進化の理論―コリン・ウィルソン
第6章 銀河帝国の社会学―アイザック・アシモフ
第7章 黄金期とニューウェーヴのあいだ―ハリイ・ハリスン
第8章 上にいる神か下にある神か―ロバート・シルヴァーバーグ
第9章 神話化された作品と作品化された神話―ロジャー・ゼラズニイ
第10章 SFと人間の終焉―アーシュラ・K・ル=グィン
第11章 未来都市の混濁とSF的文体―ウィリアム・ギブスン

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