忍者ブログ
ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
[19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


定価:1,223円(税込)
整理番号:サ-5-1
刊行日: 1994/03/07
ページ数:384

この本の内容

60年代になにが起こったのか。ロックやカウンターカルチャーは、そしてテクノロジーとメディアの変貌は、僕らの何を変えたのか―。ジョン・レノン、トマス・ピンチョン、グレゴリー・ベイトソンらをランドマークとして、「宗教革命」や「産業革命」の時代に匹敵する大きな精神変革の時代であった60年代を見つめ、僕らの存在のすべてを包み込む大いなる〈時〉の生態を科学する、画期的な時代研究宣言。
 

この本の目次

夢とウソのロックンロール
時の生態学
重工業人間の終焉
シックスティーズの引き潮
資本主義の弾みかた
ラバーソウルの文学

PR

定価:1,835円(税込)
整理番号:オ-4-1
刊行日: 1994/03/07
ページ数:592

この本の内容

皇帝、知識人、遊侠、軽薄少年たちが跳梁跋扈する劇場都市。宮廷と地下迷路を密通して上演されるさまざまな祝祭劇。―牧歌的生活を謳歌した竜山文化から都市成立以後の殷周文化への変遷をダイナミックに描いた古代中国の都市文明論。社会学、歴史民族学、考古学、深層心理学の成果を駆使し、建築・庭園・芸術・舞踊・祭祀などの表徴から都市を精緻に解読する画期的論考。
 

この本の目次

都市がなぜ問題になるか
都市の出現とその自覚
大同コンプレックスと小康コンプレックス
知識人の登場と退場
宇宙の鏡
権力の結晶
遊戯の半都市
日常生活の文法
文法からの逸脱
漢代バロックの生活
遊侠と倡優
アルカディア複合とユートウピア複合
続いて現われる都市どもへの展望


定価:1,121円(税込)
整理番号:ミ-5-2
刊行日: 1994/03/07

この本の内容

「宮本民俗学」として巨大な足跡を残した宮本常一が、その最晩年、終生のテーマであった民族文化の源流をもとめて展開する講義・続。民族学博物館でのシンポジウムの報告をふくめて、他の研究分野の新知見をとりこみ、東アジアを視野におさめた民俗学的古代学の試み。
 

この本の目次

イモと畑作
農具としての鉄
根栽植物と雑穀と日本文化
北の文化ベルト
農耕技術と文化
イネの道―渡部忠世氏『稲の道』にふれて
農耕における南と北〈文化の複合〉―中尾作助氏「照葉樹林文化」論にふれて
環境考古学の周辺―安田喜憲氏『環境考古学事始』にふれて
家畜と農耕―民博シンポジウムから
銅と日本文化
日本文化と生産基盤
瀬戸内海文化の系譜


定価:1,020円(税込)
整理番号:ミ-5-1
刊行日: 1994/02/07

この本の内容

「宮本民俗学」として巨大な足跡を残した宮本常一が、その最晩年、終生のテーマであった民族文化の源流をもとめて展開する講義。生涯にわたる学問をもとにしつつ、考古学・歴史学・民族学などの新しい知見を積極的に受けとめ、東アジアを視野におさめた民俗学的古代学の試み。
 

この本の目次

縄文の後裔
渡来人と稲作
征服王朝と祭祀王朝
堅穴のくらしと土蜘蛛
稲作と鉄
短粒米と長粒米・稲作の広がり
倭の風俗
倭と大和朝廷
大陸と列島弧
古代アジアの農耕
騎馬民族の渡来〔ほか〕


定価:795円(税込)
整理番号:ミ-4-1
刊行日: 1994/01

この本の内容

その発生から現代にいたる相撲の歴史を、チカラビトたちのさまざまなエピソードを織りまぜながら綴る。相撲を愛して止まない著者による、相撲の神話・宗教・文化―、アルケオロジー。読売文学賞受賞。貴重図版多数掲載。
 

この本の目次

1チカラビトの彷徨
2 チカラビトの渡来
3 チカラビトの栄光と悲惨
4 鎮魂のパフォーマンス
5 シンボルとしてのチカラビト
6 興行としてのパフォーマンス
7 最強者の立場―玉錦と双葉山
8 アンチヒーローの系譜
9 チカラビトのパトロンたち


定価:999円(税込)
整理番号:ア-4-1
刊行日: 1994/01/10

この本の内容

いとけなき京の「天子様」は、明治維新のなかで日本の「天皇」へとドラスティックに変貌をとげる。幼冲の天子は、いかにして大帝となったのか?誕生から崩御まで、幕末・明治史のなかにその生涯を跡づけ、近代天皇制の成立と構造を探る、力作評伝。
 

この本の目次

第1章 一九一二年暑い夏
第2章 幼冲の天子
第3章 親政運動
第4章 一等国への道
第5章 乃木伝説


定価:1,523円(税込)
整理番号:カ-6-1
刊行日: 1994/01/10

この本の内容

明治9年、初めて幼稚園が設立されて以来昭和30年代まで、幼児保育=教育はどのような軌跡をたどってきたか。東京・新潟・神戸・大阪・千葉・秋田・名古屋など、20の保育園・幼稚園・施設・人物をたずねてありのままの姿を描きつつ、唱歌・童話・紙芝居・混血児・障害児・遊園地など、児童と文化の問題にも細やかな眼をくばる。
 

この本の目次

1 明治時代(日本はじめての幼稚園 お茶の水女子大附属幼稚園
民衆のつくった最初の保育所 新潟静修学校附設保育所
保母、生まれ出づる悩み 神戸・頌栄保母伝習所
ともしびを貧しき子らに 東京・二葉保育園
幼稚園唱歌のあけぼの 東基吉・くめ夫妻
児童文学と幼な子たち 東京・東洋幼稚園と早蕨幼稚園)
2 大正時代(自然のなかの幼稚園 大阪・家なき幼稚園
幼な子を守る母の協同 大阪市北市民館保育組合
はたらく母性に保育所を 鐘淵紡績東京工場託児所と鐘ガ淵子供の家)
3 昭和時代・前期(すべての幼な子を幼稚園に 千葉県千倉町の全幼児保育
幼児紙芝居の開拓者 紙芝居作家・高橋五山
暗い谷間の農村保育 川崎大治と秋田県旭村農繁期保育所
生活にまなぶ幼児教育 東京・子どもの村保育園
嵐にもまれる保育研究 保育問題研究会と戸越保育所)
4 昭和時代・後期(混血の子等のとりで 大磯・エリザベス・サンダース・ホーム
永遠の幼な子たちを 滋賀県立近江学園
矛盾をつつむ夜間の保育所 名古屋・栄保育園夜間部
遊園地は子どもの仕事場 東京・国立こどもの国
真の女性解放のために 働く母の会の共同保育
集団の場でたくましい子を 名古屋・ヤジエ


定価:798円(税込)
整理番号:ノ-2-1
刊行日: 1993/12/07

この本の内容

森へ子供を捨てる「ヘンゼルとグレーテル」、殺してしまう「白雪姫」…。子どもたちはどうしてこんなに残酷なグリム童話が好きなのだろう?リューティー、プロップなどの文芸学、さらにフロイト、ユングなど心理学の成果を縦横に駆使しながら、あくまで残酷で、この上もなく魅力的なグリム童話の人気の秘密を丹念にたどり、文学として総合的に論じた異色の童話論。
 

この本の目次

1 グリム童話は残酷である
2 グリム童話は封建的である
3 グリム童話はナチスに通ずる
4 グリム童話は非科学的である
5 グリム童話は総合的である


定価:1,427円(税込)
整理番号:ヨ-2-1
刊行日: 1993/12/07

この本の内容

江戸後期、孤独と清貧の生活の中から、純粋素朴で心に沁みいる数多くの歌を残した孤高の歌人・良寛。彼に傾倒し、そのこころを自分のこころとして作歌を続けてきた歌人・吉野秀雄が、良寛の生涯に即して、短歌・旋頭歌・長歌の名篇に実作者ならではの鑑賞をほどこした、良寛研究の最高の達成。良寛に魅せられた人への最良の入門書である。
 

この本の目次

大愚良寛小伝
良寛歌評釈


定価:918円(税込)
整理番号:サ-2-2
刊行日: 1993/11/04
ページ数:288

アパート捜しや買い物、毎日の新聞・テレビといった日常的な体験の中から、等身大のフランスを描き出す異色の都市文化論。
ブログ内検索
※人名を検索する時は姓または名のみで検索してください。
例.「宮沢賢治」→「宮沢」
関連ワード
このブログは次のような言葉と関連があります
叢書ウニベルシタス、講談社学術文庫、中公文庫、岩波文庫、ちくま文庫、みすず書房、哲学、思想、人文科学、芸術、美術、算法少女、復刊、悲劇、古本、イーブックオフ、古本市場...
ご注意
ブログ内の「ちくま学芸文庫目録」は個人が趣味で編集したものです。当ブログと株式会社筑摩書房とは一切関係がありません。
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © 『ちくま学芸文庫・絶版図書目録』 All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]