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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:1,628円(税込)
整理番号:フ-9-2
刊行日: 1997/03/10

この本の内容

自分自身の、自立した思考を生み出すための道筋とは?第2巻は数学、物理学、生物学、人文科学、科学一般についてをわかりやすく教え、そのあと形而上学を考える。科学と形而上学の関係から、哲学とは何かが浮かび上がる。思考の自立への指針となる、フランス高等学校哲学科の代表的教科書。
 

この本の目次

第2部 科学(数学
物理学と実験的認識
生物学とその特有な諸問題
人文科学
科学に関する一般的考察)
第3部 形而上学(神
精神
世界
真理)

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定価:1,313円(税込)
整理番号:ナ-1-2
刊行日: 1997/03/10

この本の内容

「文章にも表情があり、姿があり、声があり、性格がある。どのような文章が、どのような人柄の作家の、どのような言語感覚にもとづく、どのような方法で綴られたかを知ることには尽きない興味がある」吉行淳之介、井伏鱒二、小林秀雄、武者小路実篤、大岡昇平…一流作家15名の名文誕生の経緯を周到な質問によって浮き彫りにし、語彙や表記の分析をとおして、文学表現の源にせまる。
 

この本の目次

1 「作家訪問」創作現場の肉声を聴く(詩からの脱出―吉行淳之介
遊―井伏鱒二
屈折―小島信夫 ほか)
2 「解説」作家の文体と言語意識―作家紹介・インタビュー概説・文章鑑賞(吉行淳之介
井伏鱒二
小島信夫 ほか)


定価:998円(税込)
整理番号:ヤ-10-1
刊行日: 1997/03/10

この本の内容

本書はユング心理学の理論家であり、また臨床医、かつ心理臨床家でもある著者が、ペルソナ、影、アニマ・アニムス、太母などの「元型」や、「対向性―内向性」、「死と再生」、「自己実現」などのキー概念をやさしく紹介しながら、その精髄に迫る。
 

この本の目次

序 ユング心理学入門
こころの変容
太母と不安
なまけと創造

『アモールとプシケー』
死と再生
アニマとアニムス


定価:966円(税込)
整理番号:タ-13-1
刊行日: 1997/02/10

この本の内容

死をむかえる前、いのちの流れの切り替わる時というのがある。61歳に至り、昏迷のなかからその時を自覚した著者が、「からだ」と「ことば」を通して紡ぎ出してきた自らの軌跡をたどる。「他者」とのかかわりの歴史のなかから掬い上げる、「ことば」が孕んできたさまざまな思いや感情、「からだ」を解き放って、はじめて見いだした深い悲しみと愛…。独自の演劇活動と社会の歩みをふりかえる。
 

この本の目次

プロローグ 六十一歳の越え方
1 はじめに「からだ」ありき(からだの海にざわめき立つ波
落穂捨て 一九四五 ほか)
2 レッスンへ(からだ、風のごとく
こえによって「よむ」ということ ほか)
3 他者への歩み(皐月の花はむらさきのいろ
援助するということ ほか)
エピローグ 断章―「愛」そして「他者」


定価:840円(税込)
整理番号:ミ-10-1
刊行日: 1997/02/10

この本の内容

縦横に張りめぐらされた事件、糸のようにもつれ合う人物関係、さらに過去の物語の引用など、複雑な構成の『源氏物語』を読みこなすとは、すなわち、これらの錯綜する事柄を丹念に関係づけていくことである。初手より疑問を投げかける桐壺巻から、構築した世界そのものを喪失して閉じる夢浮橋巻まで、物語を読むことによって沸き起こる「なぜ」に答えつつ、この膨大かつ緻密なテクストを、体系立て、読み解く「方法」を示す、革新的な入門書。


定価:1,260円(税込)
整理番号:エ-1-6
刊行日: 1997/02/10
ページ数:416

この本の内容

江戸は神田雉町の名主、斎藤幸雄・幸孝・幸成(月岑)が三代、三十有余年を費やして完成させた江戸の地誌。天保7年(1836)に出版されるや、たちまち「名所図会」ブームをまきおこし、多くの人々に親しまれた全7巻20冊の完全新訂版。江戸府内にとどまらず、西は日野、東は船橋、北は大宮、南は横浜まで、広大な地域の名所古跡・神社仏閣などを、詳細な現地調査と古典への博捜で記述した。それに付された長谷川雪旦の挿絵も興味が尽きない。第6巻「巻之七」は隅田川東岸の地域、江東区、墨田区、江戸川区、葛飾区、そして千葉県下におよぶ地域を収める。全巻の完結篇。


定価:1,050円(税込)
整理番号:ヤ-7-2
刊行日: 1997/01/09

この本の内容

1960年代、華やかに照明を浴びたフランス思想とは何なのか。そして、それは世界の変容を考察していくうえで、どう有効なのか。フーコー、ブルデュー、アルチュセール等を軸に、構造主義=マルクス主義を超克する現代思想の本質的方法を、社会科学と哲学が響きあう地点に切り拓く。
 

この本の目次

第1部 哲学と社会科学(哲学の転回点―「レヴィ=ストロース対サルトル」を超えるプラチック哲学
ブルデューの「社会学と哲学」―客観化の論理を客観化することの意味
アルチュセールとフーコー―「マルクス」評価の違い
理論的な方法の転移―再びアルチュセールとフーコー)
第2部 国家・権力・歴史(アルチュセールの国家論―「イデオロギー=プラチック」の理論
フーコーのディスクール 権力論
シャルチエのプラチック歴史学―唯物史観・心性史・社会史の超克)


定価:987円(税込)
整理番号:リ-1-2
刊行日: 1997/01/09

この本の内容

副題の「今でもやっぱり生きている」とは、昔話の結びの常套句。昔話や童話は、筋の展開、登場人物の台詞において、人と社会、人と人のあらゆる関係を反映している。「七羽の烏」「白雪姫」「金の毛が三本ある悪魔」…読み継がれ、語り伝えられてきたグリム童話からおなじみの話に取材し、主人公が難題を解決するために持たされるアイテムが何を意味するのか、またいばら姫や赤ずきんなどドイツ語圏の昔話の主人公はなぜ女性が多いのか、などなど、機知に溢れるテーマを選び、構造や背景を文芸学的手法で比較分類し、その背景に潜んでいるものに迫る。『昔話の本質』の姉妹編。
 

この本の目次

第1章 七羽の烏
第2章 白雪姫
第3章 金の毛が三本ある悪魔
第4章 死人の恩返し
第5章 賢いグレーテル、仕合せハンス、賢いエルゼ
第6章 偽の花嫁と本当の花嫁、けもの息子とけもの婿
第7章 昔話に登場する人と物
第8章 昔話の語り口


定価:1,155円(税込)
Cコード:0131
整理番号:ラ-2-1
刊行日: 1997/01/09

この本の内容

異文化間には本当の意味での理解がありえるのだろうか?1960年以降、第二次大戦の戦勝国人として日本にやってきて十年以上も暮らし続けた著者が、ある日、手にとった『菊と刀』。異国から母国をみつめる自らの体験に照らし合わせながら、詩人であり「文化の型」という概念を生み出した文化人類学者ルース・ベネディクトの思索の軌跡をたどり、アメリカ人からみた『菊と刀』の問題を浮き彫りにする。ベネディクトの日本理解を通して、異文化理解、国際連帯について考察する秀逸な日米比較文化論。
 

この本の目次

1 国境(旅について
海の向こうの日本
基地生活―オキナワ’60)
2 日本文化への墓碑銘―ルース・ベネディクト再考(出合い
死の世界の美
政治教育としての文化人類学
『菊と刀』批判)
3 内なる外国(外国―たとえばアメリカ
文化の行方)


定価:1,260円(税込)
整理番号:エ-1-5
刊行日: 1997/01/09
ページ数:448

この本の内容

江戸は神田雉町の名主、斎藤幸雄・幸孝・幸成(月岑)が三代、三十有余年を費やして完成させた江戸の地誌。天保7年(1836)に出版されるや、たちまち「名所図会」ブームをまきおこし、多くの人々に親しまれた全7巻20冊の完全新訂版。江戸府内にとどまらず、西は日野、東は船橋、北は大宮、南は横浜まで、広大な地域の名所古跡・神社仏閣などを、詳細な現地調査と古典への博捜で記述した。それに付された長谷川雪旦の挿絵も興味が尽きない。第5巻は「巻之五」「巻之六」を収録。上野・浅草の賑わいを中心に、台東区、文京区、北区、荒川区、足立区から、埼玉県下におよぶ地域を収める。
 

この本の目次

巻之五 玉衡之部
巻之六 開陽之部

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