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ちくま学芸文庫絶版目録
復刊が待たれる絶版・品切れ「ちくま学芸文庫」のリスト。ちくま学芸文庫解説目録を補完。
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定価:1,682円(税込)
整理番号:カ-7-1
刊行日: 1994/05/09
ページ数:528

日本の開国は他のアジア諸国に比べて、なぜ平和裡に行なわれたのだろうか。日本の国際社会への参加の過程を、東アジア世界の中で考察する。
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定価:1,523円(税込)
整理番号:カ-6-1
刊行日: 1994/01/10

この本の内容

明治9年、初めて幼稚園が設立されて以来昭和30年代まで、幼児保育=教育はどのような軌跡をたどってきたか。東京・新潟・神戸・大阪・千葉・秋田・名古屋など、20の保育園・幼稚園・施設・人物をたずねてありのままの姿を描きつつ、唱歌・童話・紙芝居・混血児・障害児・遊園地など、児童と文化の問題にも細やかな眼をくばる。
 

この本の目次

1 明治時代(日本はじめての幼稚園 お茶の水女子大附属幼稚園
民衆のつくった最初の保育所 新潟静修学校附設保育所
保母、生まれ出づる悩み 神戸・頌栄保母伝習所
ともしびを貧しき子らに 東京・二葉保育園
幼稚園唱歌のあけぼの 東基吉・くめ夫妻
児童文学と幼な子たち 東京・東洋幼稚園と早蕨幼稚園)
2 大正時代(自然のなかの幼稚園 大阪・家なき幼稚園
幼な子を守る母の協同 大阪市北市民館保育組合
はたらく母性に保育所を 鐘淵紡績東京工場託児所と鐘ガ淵子供の家)
3 昭和時代・前期(すべての幼な子を幼稚園に 千葉県千倉町の全幼児保育
幼児紙芝居の開拓者 紙芝居作家・高橋五山
暗い谷間の農村保育 川崎大治と秋田県旭村農繁期保育所
生活にまなぶ幼児教育 東京・子どもの村保育園
嵐にもまれる保育研究 保育問題研究会と戸越保育所)
4 昭和時代・後期(混血の子等のとりで 大磯・エリザベス・サンダース・ホーム
永遠の幼な子たちを 滋賀県立近江学園
矛盾をつつむ夜間の保育所 名古屋・栄保育園夜間部
遊園地は子どもの仕事場 東京・国立こどもの国
真の女性解放のために 働く母の会の共同保育
集団の場でたくましい子を 名古屋・ヤジエ


定価:866円(税込)
整理番号:カ-5-1
刊行日: 1993/11/04

花づくりの都・江戸――自然と調和した緑の生活圏の風景を克明に描き出し、明治以降の東京の変貌の跡をたどる独創的な都市論。

定価:1,365円(税込)
整理番号:カ-4-1
刊行日: 1993/07/07
ページ数:432

この本の内容

連合赤軍事件からポル・ポト派による大虐殺にいたるまで、かつてないグロテスクな相貌を見せた〈近代〉の病理―、テロリズム。ドストエフスキー、カミュ、サルトル、埴谷雄高、高橋和巳らの思索の上に立ち、テロルという観念的暴力を喚起し続ける〈観念的なるもの〉の発生現場に遡行して、その発生史的必然性を解続する、壮大かつラディカルな観念批判論。
 

この本の目次

1 自己観念
2 共同観念
3 集合観念
4 党派観念


定価:897円(税込)
整理番号:カ-2-1
刊行日: 1993/06/07

この本の内容

心臓はどうして心の王座を脳にあけわたしたのか、人はなぜ遺骨を拝むのか、目の文化と耳の文化のちがいはどこに由来するのか?からだはいつも歴史・文化の衣裳をまとって現れる。この両者の不思義な関係を古今東西縦横に探り、具体的に興味深く語りかける、樺山歴史学の意欲作。図版多数、フットノート満載。
 

この本の目次

世界はわが〈からだ〉
心臓と血液
目と耳
骨と肉
脳と神経
腹と背
足と脚


シリーズ:ちくま学芸文庫
定価:1,020円(税込)
整理番号:カ-1-2
刊行日: 1993/04/07

この本の内容

自然と共に生きてきた日本人の繊細な季節感の変遷を、文芸作品や思想の中にたどり、日本人の心の歴史とその骨格を究明する、創見に富んだ日本精神史。本巻では、西鶴から、禅・儒教の思想などを経て現代に及び、自然・季節を生活から疎外することをもって進歩と考えるにいたった現代文明の傾向を鋭く批判する。
 

この本の目次

1 西鶴の登場―中世から近世へ
2 禅から儒へ
3 義理と人情
4 道行
5 擬古
6 風雅から実証へ
7 外国人の見た日本の風光・風物
8 東洋的なものと西洋的なものとの葛藤と融和
9 写生
10 現代文明化の自然・季節


定価:1,020円(税込)
整理番号:カ-1-1
刊行日: 1993/04/07

この本の内容

咲く花に時勢や人生の全盛を、落ち葉に凋落を、秋の夕暮れに寂莫を重ね合わせてきた日本人の繊細な感覚。それを最もよく示す季節感の変遷を、各々の時代を特色づけた文芸作品や思想の中にさぐり、日本人独特の心の歴史を究明する、創見に富んだ日本精神史。本巻では、万葉・古今・新古今から、芭蕉にいたるまでの、自然と生活が密着していた時代の日本人と季節の関わりを描く。
 

この本の目次

序論 日本人の感受性の特色―感性の論理
1 万葉集における「見れど飽かぬ」について
2 古今集における「思ふ」について、及び王朝末、中世初期に現はれた「心」への懐疑と否定
3 「思ふ」から「見る」への回帰、及び「見る」ことの深化
4 春と秋といづれまされる
5 季節のよびよせ
6 四季の色どり
7 古今集の四季の部立及び配列の仕方の問題
8 秋への傾斜
9 冬の美の発見
10 冬の美
11 否定の美学
12 新なる季節
13 季節の実相
14 芭蕉の発明
補遺 『撰集抄』の脱体制者たち―その歴史的叙述

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